Puka

映画や音楽など。思うところ思うまままに。

食堂かたつむり

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Amazonなどを見ていると
様々な評価がありますが
ワタシ、
この本、好きですよ^^
 
最初、
何を言いたいのだろう?かと
戸惑いながら読み進めていったのです。
幸せになれる魔法の食堂・・・?
親子の愛?
食材に慈しむこと?
 
作者の書き方如何で、
もっと深入り出来そうな人間関係や心の奥は
読み手の想像に委ねられますし
目を覆いたくなるような描写も含まれています。
 
それなのにね、 
気がつくと、涙流しながら読み終えていました。
 
こってりしつこい、お肉料理と
きらきらの喉通りの良いレモン水が
交互に味わえるような感じなのかなと思います。
 
後半
癌という重い題材にはあまり触れていませんが
STORYの中、死を迎え、幾月が過ぎても
涙が止まらなかったのです。
 
きっと、読み進めていくうちに
ワタシの中に、いろんな人の思いが累積したようで
静かすぎた描写が、一気に流れ出した気がしました。
 
あとね、
おかん・ルリコの不器用な生き方が
心にいまも残っていますです。。。
 
 
そうそう、これ映画にもなってるんですね。
DVDが出ていました。
 
借りようかと思いましたが
物語の中へ、ワタシ自身が透明人間になったような感覚で入り込んで見た
あの
森の暗さや
空気が
感じれなかったらどうしよう・・・
そう思ったので借りませんでした。
 
もし観られた方がいらっしゃったら
感想教えてくださいませ。
 
追伸
この「かたつむり食堂」を、Yahoo Daysで
ご紹介くださったjeaouさんに感謝です^^♪
ありがとうございました。
 
【映画 食堂かたつむり HP】