Puka

映画や音楽など。思うところ思うまままに。

オンライン制作音楽『花火』- 奥野涼BAND -

 

2020年の夏。
窓の中から見上げたプリズムめいた太陽と
レース越しのフィルタをかけた青い空

疲弊の産物に嫌気がさした夏の終り。
彼らが花火を打ち上げた。
春の「」に続くオンライン制作音楽
奥野涼BAND「花火

 

いつもと違う夏だった。
世の中は新しいカタチへと生まれ変わろうとしてる途中。
少しずつ少しずつ。
決して生き急ぐ必要はなくて、決して焦る必要もない。
こんな特注の夏は、そうそうないのだから。

そう理解しつつも、言葉だけが先行している毎日。
ぐるぐると自分の思考だけを巡らせ
ともすれば、自分をも見失うこともしばしば。
有名で幸せいっぱいに見える天空の人たちでさえも
今を見失う毎日。

カキンという金属音が聞こえない
曖昧な春に残されたまま

毎日のように言葉を刃のように振りかざす青い鳥たちが群れを成し
twitterの中、無数の画素の中に現れては消えていく。
ハイトーンボイスの奥野涼というシンガーソングライターの言葉の裏側には
社会と人の心の葛藤が見え隠れする。
読み返すたびにハッとする。

失うあの場所
誰かのせいにすればもっと楽なのにな

その歌詞に救われる。

心の中で舌を出してみようよ。
アッカンベーって。

新しい時代を受け入れた人が
きっと次に笑う人だ。

決して追い込むためではなく
来年の桜をまつように
来年の花火を見ようよ
と、願う気持ち。

花火が僕らの為に咲いたよ
こんな時代を照らしてくれたよ
今日も生きるよ


来年の夏は何してるだろう。
良い夏になりますように。
ふんわり、祈ろう。

夏の終りに咲いた花火の音を聞きながら
来年の夏に思いをを馳せて。
奥野涼BANDと共に
今年限りの特注の四季を感じて。

今年の夏は、いかがでしたか?
あなたの夏は、どんなでしたか?

最後まで読んで下さってありがとう。

<リンク>
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最後まで読んで下さってありがとう。
Thank you for reading my page.
Puka (Katharine)

Post date: 2020年10月1日